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特典航空券で山形蔵王温泉 2日目 [旅行]

朝はビュッフェ朝食です。山の幸中心で美味しく頂きました。

当初計画していたお釜を見に行くのも、宮城県側に入るのも、蔵王エコーラインの通行止めで計画変更です。かといって、これから調べても時間が勿体無いので、唯一動いているロープウェイの蔵王山麓線とそれに続く山頂線に乗ってみることにしました。天候は曇りで、山の上の方は雲やガスて見えません。しかも乗り場に表示してあった山上の気温は-2℃と、ロープウェイに乗るのがちょっと躊躇われました。

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でも他に行くところも思い付かないので2500円の往復切符を買って、ロープウェイに乗車しました。10分ほどでゴンドラが来て、中から年配の団体さんが降りてました。その後に乗車したのは僕を含めて4人でした。眼下のもう終わりかけの紅葉を見ながら乗換駅にあたる樹氷高原駅に到着。そのまま次の山頂線に乗車。山頂線はロープウェイという名前のゴンドラでした。硬質のプラスチックの窓にはスキー板等でついた傷が一杯でした。さすがに寒くなってきて、外に見える木々の枝は樹氷と化していました。

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標高が上がっていくにつれ、紅葉していた景色が徐々に白い世界に変わっていきました。

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終点の蔵王地蔵山頂駅は、ガスに覆われていて、周囲の景色も眺望も何も見えませんでした。少し先で大勢の人の声が聞こえたので行ってみるとちょっとした広場のような所に出て、そこに大きな地蔵さんがありました。またトレッキングコースの案内地図があり、ここを起点に色々なルートがあるようです。しかしながらガスで視界は悪く気温は2℃ということもあり、さすがにトレッキングに向かう人はいませんでした。もとからトレッキングなんて考えてませんでしたが、今回行こうと思っていた御釜がトレッキングコース上にあるのを見て、ちょっと歩いてみることにしました。とは言うもののどれくらい歩いたら着くのか全くわからないんで、あかんかったら引き返そうと決めて、まず地蔵山頂を目指しました。歩き出すとすぐに階段になり、また木道がありました。気温-2℃、視界不良、誰一人歩いていない道を20分ほど歩いて地蔵山頂に到着。予想通り景色は何も見えず、予想以上に何もない広場で、ただ冷たい強風が吹くだけでした。直ぐに引き返し、あらためて別の平坦なコースを歩きました。先程の地蔵山頂をや迂回して御釜に行くコースです。ひたすら木道を歩きました。まわりの草木は見事に樹氷と化しているか、風の吹くほうだけに雪の塊が付いてました。これはこれできれいなんですが、延々と続くので見飽きました。ええ加減歩いた所で、そろそろ身の危険を感じて引き返しました。こんなところで何かあったら確実に遭難してしまいそうです。結局何かいいものがみれたわけでもなく、ただ沢山の樹氷が見れたのでヨシとしよう。

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帰りのゴンドラもガラガラ。乗換駅に当たる樹氷高原駅に着いて、せっかくなので、周辺を歩いてみましたが雪のないゲレンデがあるのみでした。ホンマにつまらん。

温泉街に戻り、山頂で冷えた体を温めるため、昨夜入ったおおみや旅館に行ってお風呂に入らせてもらいました。チェックアウトしてからも系列の宿泊施設のお風呂に入らせてもらえるとは、蔵王国際ホテルはかなりポイントが高いです。しかもお昼過ぎの時間帯はおおみや旅館のお風呂の清掃が終わって直ぐなので、誰もいないきれいな温泉を楽しむ事ができました。お風呂は昨夜と男女入れ替えになっていて、また違う浴槽になってました。真ん中に大きな楕円形の「玉子の湯」と、おおみや源泉と書かれた露天風呂でした。

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せっかくなんでもう一つの系列ホテルの温泉にも入ってみようと、さっき乗ったロープウェイの駐車場の正面辺りの道を下って蔵王四季ホテルに向かいました。ホテルの駐車場に車を停めて辺りを見渡してみると、ホテルの敷地を出て前の道を少し歩いたところにきれいな木造の建物があり、行ってみると「離れ湯 百八歩」というホテルの付属施設でした。受付には誰もおらず、辺りを見回しても人影がないので勝手に入りました。一般客は入浴料がいるのに、もし来たらどうするつもりなんでしょうか。系列ホテル宿泊客の僕は何の気兼ねもなく、お風呂場府向かいました。こちらも清掃が終わったばかりできれいに片付けられてました。お客さんは誰もおらず静かで、源泉が注がれる音だけが木造の建物内に響いてました。ただ露天風呂は何かの工事で利用不可のようで、職人が3人ほど作業してました。

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これで蔵王温泉も終了です。車で山を下り、高速に乗って一気に空港まで向かい、午後4時半に到着しレンタカーを返却。空港のレストランで地元名産が色々入った蕎麦を食べ、お土産屋でラ・フランスや玉蒟蒻やらを買い、午後5時45分に山形を後にしました。

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帰りの飛行機の席は往路と同じ最前列の通路側で目の前は壁やったんですが、斜め後ろの2席が空いていたんでCAさんが案内してくれたんでそちらに移りまし。2Aの席で窓から外が見れるわ~なんておもったのも束の間、あっという間に真っ暗でした。と同時に寝てました。目が覚めて外を見ると街の灯りがたくさん見え、一直線の阪神高速東大阪線、大阪城、新大阪と、最も一般的なルートを通って伊丹に到着し、そこから車で、渋滞の阪神高速空港線を抜け帰宅しました。

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紅葉の蔵王エコーラインを通って、御釜を見て、山形と宮城で温泉に入って、美味いものを食べるという当初の計画でしたが、終わってみれば、蔵王温泉三昧ツアーでした。

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