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宮城県 バス・電車・新幹線・飛行機の旅 3日目 [旅行]

昨夜2つの風呂を回った後は布団に入って寝たものの、暖房が切れた明け方に寒さで目が覚めました。寒いんで、名物の黒湯へ。相変わらず静まり返った館内を歩いて浴室に入り、冷えた体を温めようと浴槽に足を入れると、めちゃめちゃ熱い!もったいないけど洗面器でお湯を減らしてキンキンに冷たい水道水をドバドバ落としました。暫くしてようやく入れましたが、それまでは寒さとの戦いでした。部屋に戻ってだらだらしてる内に、内線がなって朝食の時間となりました。昨夜の夕食の時と同じ部屋での朝食でした。さすがに朝食は簡単なものでしたが、質、量とも十分です。

部屋に戻って軽く二度寝。最後にもう1回だけ黒湯に入り、荷物をまとめてチェックアウト。食事も良かったし、お風呂も本当に良かったです。建物はかなり古く、少々暗い雰囲気はありますが、一泊二食で8500円なら十分合格です。今朝のチェックアウトのギリギリまで今日の行動予定を考えてました。JR陸羽東線の沿線には温泉が多く、宮城側の鳴子温泉や中山平温泉、山形に入って赤倉温泉、瀬見温泉などが続きますが、駅から歩ける範囲で一時間に一本あるかないかの電車を利用し、しかも午後2時半の鳴子温泉発仙台行きのバスに乗らないといけないという条件なので、結局一番近い中山平温泉のしんとろの湯に向かいました。鳴子御殿湯駅まで歩いて、駅の窓口で200円払って中山平温泉までの切符を買い、午前10時前の山形新庄行きの電車に乗車。紅葉が有名な鳴子渓谷も今は雪で真っ白でした。2駅15分ほどで小さな無人駅の中山平温泉駅に到着しました。ここから国道47号線を東にゆっくり歩いて、15分ほどでしんとろの湯の建物の前にある広い駐車場に着きました。このあたりまで来ると結構雪が残っています。駐車場には結構車が停まっていたんで、混雑してるんかと心配しましたが、混雑してるのは休憩所でお風呂自体は2人しか入っていませんでした。“しんとろ”というだけあって、お湯はトロッとした感じはあります。でも佐賀の嬉野温泉や奈良生駒の音の花に入っているので、それほどの感動もありませんでした。

その後は中山平駅に戻り、隣の駅の鳴子温泉に移動。電車はワンマンなので、乗車時に整理券をとって下車時にその整理券と運賃180円を払って下車しました。この電車には「奥の細道」と書いてあって、路線も「奥の細道湯けむりライン」という愛称がつけられてるようです。鳴子から仙台へのバスが出るまで2時間ちょっとあったので、鳴子温泉を楽しむことにしました。定番の滝の湯でも良かったんですが、以前入ったし、広いところでゆっくりしたかったんで、駅の観光案内所にあったパンフレットを大量にもらい、その中から鳴子ホテルのお風呂が良さそうだったんで、そちらに向かいました。駅から坂を上って裏口のようなところからホテルに入りました。入ったらすぐに大浴場があったんですが、受付は5階のフロントに行かないといけないようで、エレベーターに乗り長い通路を歩いてフロントに向かいました。登別の滝本のような広さと、それ以上の豪華さのあるホテルでした。フロントで1000円払って、歩いてきた通路を戻って大浴場へ。

さすがに豪華なホテルで1000円払っただけあって広い大浴場です。硫黄の臭いと緑がかったお湯が「本物の温泉に来たなぁーっ!」て感じにさせてくれます。浴槽の端のほうには湯の花が浮いていました。僕の中で鳴子温泉の地位がどーんと高くなり、また来たくなる温泉のひとつになりました。

午後2時にホテルを後にし、たらたら歩いてちょっと離れたバス乗り場へ。午後2時半ちょうどに、何をしゃべってるのかよくわからない運転手の出発のアナウンスでバスは仙台に向けてスタートしました。昨夜はあまり寝ておらず、また今朝から風呂ばっかり入っているのでさすがに眠たくなり、バスの中ではずっと寝てました。1時間半寝て、起きたら仙台駅前でした。1200円払ってバスを降りて、歩道橋をあがって仙台駅構内に入り、まずは新幹線の切符を買いました。その前に、東北新幹線もいろんな種類の電車が走っているので、駅の時刻表を見ながら電車を選びました。東海道新幹線は「のぞみ」「ひかり」「こだま」ですが、仙台から乗れる新幹線は、「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「こまち」なんかがありましたが、夕方の時間帯で速いのが「はやて」と、それに連結されている「スーパーこまち」だったので、全席指定で割高ですが、それに決めました。仙台17:26発東京19:08着の「はやて40号」です。それまでの時間は昨日同様、牛タン通りを歩いて、締めの牛タンのお店を探しました。焼きタンもいいんですが、ちょっとひねって牛タンシチューを食べました。これもまた美味い!ずんだのお土産を買って新幹線に乗車。ちょっと興味があって、はやての先頭車両を見たいがために、わざわざ自分が乗る8号車の位置からかなり離れたホームの端ではやて40号の到着を待ちました。到着した新幹線の先頭車両は笑うくらい長い流線型でした。

定刻に東京に到着し、京浜東北線、モノレールを乗り継ぎ羽田空港第一ターミナルへ。荷物を預け、さくらラウンジで休憩です。いつもながらこの広いラウンジを伊丹や関空にも設置して欲しいです。でも、オシボリは使い捨てのペーパ-ではなく、ちゃんとしたタオルを使う伊丹の方が好きです。関空に着いて、空港内のカフェで1時間ほど休んでから、一昨日の夕方に駐車場に停めておいた車に乗って帰りました。
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