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長崎 ランタン祭りと雲仙温泉 2日目 [旅行]

5時に起きて風呂に入って旅館の隣にある雲仙地獄を散歩して、7時20分の朝食前のお茶うけに間に合うよう部屋に戻ろうと計画してましたが、起きたら6時でした。とりあえずお風呂。さすがにこの時間にもなれば人も多いです。と言っても4人程です。一体何組宿泊してるのか気になります。浴槽の底に白い粉状の温泉の成分が沈んでいて、浴槽内を歩いたらぶわ~っと白い粉が舞います。朝から温泉を楽しんでお風呂を出ました。旅館のロビーに向かう廊下から中庭が見え下駄に履き替え外に出ました。日本庭園風ですがちょっと先にボコボコと温泉や蒸気が噴き出してました。まさに雲仙地獄と同じやなぁと思いながら歩いてると、柵のすぐ横は雲仙地獄の遊歩道でした。遊歩道を歩いてみましたが、あまりにも寒く、すぐに旅館に戻りました。そしてそのまま再びお風呂へ。さっきお風呂を出てか15分程しかたってないのに再び入浴です。温泉で体を温め部屋に戻りちょっと休憩。朝食前のお茶うけは既に部屋に運ばれてましたが、まったく気付きませんでした。7時半ちょい過ぎに
6階の朝食会場に向かいましたが、会場内には4組ほどのお客さんが食事中でした。案内された席からは大きな窓越しに白い煙を噴き上げている雲仙地獄が見渡せます。自分の部屋からとほぼ同じ景色でした。朝食は既にテーブルの上に置かれた30センチ四方くらいの弁当箱でした。一瞬これだけなんかぁって驚きましたが、さすがにそんなことはなく、手作り豆腐、茶そば、魚の一夜干し、ご飯、塩昆布、デザートが追加され、弁当箱のなかの卵焼き、漬け物、蓮根の和え物、柚きのことそれなりにしっかりした朝食になりました。

部屋に戻ると土間の台の上に朝食前に頂くはずだった梅干しとお茶があるのに気付き、今更ながら頂きました。部屋の窓から外を見ると雲一つない快晴でした。その下の雲仙地獄からそろそろ観光客の声が聞こえだしました。そんな景色を見ながら二度寝。
起きたら10時前で、チェックアウトが11時なんで、最後にもう1回お風呂に入ろうと思って大浴場に行くと電気が消えてました。お風呂は朝は10時で終わりでした、残念。そのまま部屋に戻ってチェックアウト。一泊朝食付き+夜食のおにぎりとおしるこがついて9000円と安くはありませんが、ホスピタリテイにあふれたいい旅館でした。
雲仙地獄を見て回ろうかと思いましたが、駐車場代がもったいないし、時間もあまり無いんでパス。そのかわり天気がいいので雲仙の山をきれいに見渡せる場所を求めて、道の駅「みずなし本陣ふかえ」に向かうため国道52号線を南東方向に下りました。遅い前の車にちょっとイラつきながら、南島原の道の駅に着きました。

快晴の空の下に普賢岳や数年前の噴火でできた平成新山がきれいに見えました。すぐ近くに土石流で埋まった家が何棟か保存されていて、2階建ての屋根まで埋まってる家もありました。敷地内には噴火を映像などで体感できる施設がありましたが、平日という事もあってか人もおらず静まり返っていたので、入る気にもならず、観光案内所に入って次にどこに行こうかと案内板をみてました。すると噴火でできた平成新山を間近にみれるネイチャーセンターがあるようで、次にそこに向かいました。山道を上がると確かに山が近く見えてきて、火砕流が流れ出したあとがよく見えました。自然てすごいなぁと思わされます。山の南側から東側に回り込んだあたりに平成新山ネイチャーセンターがありました。簡単な展示施設で職員2人いるだけの簡素な施設でした。周辺に遊歩道があり、さらぁ~っと散歩してから下山しました。この時点で午後1時となり、長崎市内観光するか、島原市内に行ってみるかを検討しましたが、あわただしい旅はしたくないので、最後にもう1回温泉に入ることにし
ました。山の雲仙温泉か海の小浜温泉かを悩んで、遠回りでない雲仙温泉に決め、さらにまだいったことのない共同湯の小地獄温泉に向かいました。山道の国道はゆっくり走る車が多いし、追い抜くタイミングが少ないのでイライラしてしまいます。

国道から脇道に入ってしばらく走ると宿泊施設の青雲荘がみえ見え、その向かいに小地獄温泉の看板と小さい駐車場、簡素な民宿が数軒ありました。駐車場に車を停め砂利道を少し歩くと木造の建物があり、それが小地獄温泉でした。中に入って券売機で400円の券を買って奥に進みました。
人気のある温泉のようで、下足箱は結構埋まっていましたが、休憩所があり、そこは結構混み合っていました。肝心のお風呂には6人ほどいましたが、二つに仕切られた狭い方の浴槽に集まっていて、広い方の浴槽はガラガラでした。当然僕は広い方の浴槽に入りました。ところがこの温泉が熱めで、ちょっとびっくりしました。まぁなんとか入ってゆっくりしていると、後から来たおっさん等が広い方の浴槽に足を入れてから、こっちは熱いわと言って狭い窮屈な浴槽に入り直してました。どうやら湯温が異なるようで、その熱さのおかげで広いお風呂でゆっくりくつろげました。小地獄温泉のお湯は乳青色で、雲仙の旅館のお湯と比べても濃く、これこそ温泉って感じがしました。

それから長崎市内まで戻り、ガソリンスタンドを見つけるのに、ちょっと時間がかかりましたが、無事にレンタカーを返却。近くのバスターミナルで福岡天神までの急行バスのチケットを2このメール購入。バス会社のホームページではネットで予約するよう書いてありましたが、ギリギリでも買えました。出発10分前で、急い地下に降りてバス乗り場に向かいました。すでにバスは到着していて乗車が始まるところでした。定刻の午後3時45分にバスは満席に近い状態で出発。長崎駅前の国道206号線を北上し長崎バイパスに入ったあたりで寝てしまいました。鳥栖辺りで目が覚め、大宰府、福岡空港を過ぎたあたりで日も暮れだし高速を降り、ビルが並ぶ街中を走ってるうちに天神バスターミナルに到着しました。到着したもののこのあたりのガイドブックも地図も持っていないので、今時分がど
こにいるのかすらよくわからず、バスターミナルの入っているビルから外へ出て、東西南北もよくわからない中でうろうろしてました。このバスターミナルの入っているソラリアとよばれるビルがとにかくでかい。バスターミナルや三越、西鉄天神の駅、立体駐車場なんかが繋がって建っているので、外から見ると(その場所もソラリアプラザ)でかい壁のようです。さすがに九州・福岡の中心地です。人も多いので、ちょっとコーヒーでもと思って店を探しても、店はたくさんあるんですがどこも人がいっぱいで、落ち着く場所もありませんでした。なんとか、自分の
いる場所が把握できて、晩御飯を食べに中州方向に向かいました。博多ラーメンを食べるため店を探していると、博多荘というラーメン屋を見つけました。そこそこ昔からある有名な店のようで、タイミングよく店内もすいていたのでここに決めました。ラーメンにはこだわりが無いので、普通に美味しいラーメンでした。その後、夜の博多の街をぶらぶらしてから、中州川端駅から地下鉄で空港へ。街の中心部から地下鉄で30分足らずで空港に着くという便利さには驚かされます。大阪に向かうピーチの出発時間は午後9時半なので、ちょっと早めに午後8時過ぎに空港についてチェックインをしようとしたら、ディレイ。大阪からの到着便が遅れていて、その折り返しとなる9時半の便も遅れるとの事。前回の札幌=関空便に続き今回もディレイをくらいました。お土産買ったり、空港内をウロウロして時間を潰して、結局1時間遅れでの出発でした。関空に着いたのは11時半で、電車だったら家に帰れないところでした。ピーチの夜の便は車が必須ということです。

長崎 ランタン祭りと雲仙温泉 1日目 [旅行]

朝7時半のピーチで長崎へ。JALのマイルを使い切らないといけないのに先々週に続いて再びピーチを使ってしまいました。大手航空会社より安いのが良いんですが、それよりもフライトの時間帯が早朝と夜間にあるので、2、3日の短期旅行には適しています。今回長崎に行くことにしたのは、ちょうどこの時期にランタンフェスティバルが開催されているからです。先々週の札幌雪祭りに続いて今回もまた祭りを見に行きます。

朝5時に家を出ましたが外は雨。1時間足らずで関空に到着し先々週利用した第2ターミナルの駐車場に車を停めました。早朝にもかかわらず駐車場は結構埋まっていて、ターミナルの出入り口に近いところには止めれませんでした。小降りの雨の中、国内線ターミナル入り口から中に入ってチェックイン手続きです。紫のセルフチェックインで手続きをするため並びましたが、なぜこれに時間がかかる人がいるのか不思議でなりません。プリントアウトした用紙のバーコードをかざすだけなんやけどなぁ。いつもJALで優遇されているので、いつのまにかこんなことでもイラつくようになりました。雨のなか定刻に飛び、雲の上に出たと同時に寝ました。目が覚めると長崎目前で、ちょうど右手に雲仙の山々が見えました。これを見たいがためにわざわざ420円の追加料金を払って窓側A席を取ったのに、長崎も雨で山はきれいに見えませんでした、残念。朝9時には長崎空港に到着し、レンタカーのカウンターで書類を受け取り、空港から橋を渡って対岸のレンタカー会社の事務所で手続きをしました。車は日産ノートでした。雨の中、車をスタートさせ長崎自動車道に入る途中のマックスバリューで準備を整えました。そしてまず目指すのは佐賀県嬉野温泉のハミルトン宇礼志野です。以前も行ったんですが結婚式場も併設している落ち着いた洋館ホテルで、重厚な雰囲気を醸し出しています。去年初めて来て、嬉野温泉のお湯のぬめり具合にびっくりさせられましたが、もう1回それを体感したく再訪しました。坂をあがった駐車場に車を停め、階段を上ってレセプション行きますが、こちらは受付をするカウンターなどは無く、コンシェルジュのようにデスクを設置してあります。チェックインの手続きなどはこのデスクでするようです。出迎えてくれた女性スタッフにお風呂に入りたい旨を伝えて、1000円払ってお風呂場に行きました。広い脱衣所の正面に左右開きの引き戸があり、それをあけると広い洗い場、その奥に浴槽があります。お湯はヌルッとした独特のお湯です。浴場内はいい香りがするんで、外の露天より内風呂のほうが気持ちいいです。広い空間でゆっくりできました。結局最後まで誰もきませんでした。この温泉が掛け流しでなく循環式なのが残念です。

1時間ほどでハミルトン宇礼志野を出て、小雨のなかを長崎自動車道で60キロ先の長崎市内に向かいました。お昼前に長崎市内に入り、安い駐車場を探して中心部をぐるぐる回って、結局停めたのは割高な駐車場でした。でも場所は中華街のすぐ横なのでまぁOKです。まずは中華街でランチ。中華街は前のときより人も多く、出店があって盛り上がっていました。通りの上にはランタンがいくつもつられていていい感じです。暗くなって灯がともったらかなりきれいそうです。すでに午後2時を過ぎていてお昼ご飯でも食べようと中華街の店をみて回りましたが、午後2時にもかかわらず、どの店も人で一杯でした。そんな中、空いている小さい店を見つけて特製皿うどんを注文しました。何が特製なんかわかりませんが、美味しく頂きました。その後、中華街の隣の湊公園会場に行きました。ここは大きな会場で、イベント用の舞台、それを囲むように食べ物の屋台が並び、その屋台の上や舞台の向こう正面には動物や人のランタンの像が沢山ありました。しかも屋根から吊されたランタンもきれいで、どれも良くできていました。中国風のお寺もあり、豚の頭が並んでいました。

その後、人混みを離れて南の方向に歩いて大浦天主堂へ向かいました。長崎出島道路のトンネルに入る手前の高架をくぐり、オランダ通りをまっすぐ歩いて路面電車を越えてグラバー通の坂を上りました。前回来たときは修学旅行生がいっぱいいてやかましかったんですが、今回は一般の観光客ばかりなのでかなりマシです。大浦天主堂とその斜め向かいの大浦カトリック教会まで行って、中には入らずに戻りました。帰りにレッケルという洋食屋が目に入りました。たしかガイドブックにトルコライスがおいしい店と紹介されてたような・・・ということで店に入りました。1時間ほど前に皿うどんを食べたんですが、せっかく見つけた店のでトルコライスを頂きました。サッカーの有名選手の知人のお店のようで店内にはサッカーのユニフォームや写真が所狭しと展示されていました。味は普通においしかったです。

ランタン祭り会場の孔子廟の前を通り(中には入らず)、東山手の洋館を見に坂を上りました。7件ほどの洋館が並んでいて、近くに東山手十二番館などの資料館もありました。気がつけばオランダ坂を歩いていて、オランダ坂の石標がある場所では、ここが撮影スポット用で、でかいカメラを持った人たちが並んでいて、人が通るたびにバシャバシャ写真を撮っていた光景はとちょっと異様でした。

その後、たらたらと歩いて湊会場に戻ると舞台上で二胡の演奏をやっていました。中央公園会場 午後8時に駐車場を出て途中コンビニによってから国道34号線から国道251号に入り矢上大橋を渡りひたすら東へ走りました。早く走りたいのですが、長崎の人たちは皆さん安全運転でした。雲仙市内に入り、一気に山を上る県道に入って午後9時に雲仙温泉の旅館に到着しました。

立派な旅館で、チェクインしたときにエントランスロビーで紙芝居をやってました。面白いサービスです。その紙芝居を見ながら、ウエルカムぜんざいをいただきました。夕食なしプランなんですが、ホテル側に気を使っていただき、おにぎりを部屋に届けてもらいました。ありがたいほどの気遣いをいただいた旅館です。

2013 札幌雪祭り 2日目 [旅行]

未明の4時に起きて、道を挟んで向かいにある第一滝本館のスーパー大浴場に向かいました。本館へは道を渡って玄関まで数十メートルなんですが-5℃の屋外を浴衣と丹前にゾウリで歩くのは厳しかったです。滝本の本館に入って長い通路を進みました。ここに来るのは4回目位なんで勝手知った館内です。ここの大浴場は温泉の情緒や風情は全くない、スパワールドみたいなところですが、溢れたおしている温泉は一級です。いろんな泉質の浴槽をハシゴして回りました。そのうち夜間クローズの外にある露天風呂へ向かう扉の鍵が開けられたんで、早速そちらへ。外はまだ暗く裸で気温-5℃はかなり厳しいんですが、風もなくキーンと寒いだけで、去年の12月にニセコの山奥の温泉に行った時のように横殴りの雪と風が無い分、かなりマシです。熱い湯、適温の湯、やや温めの湯の、それぞれ泉質の異なる浴槽を巡ってる内に、外は明るくなってきました。

温泉成分をたくさん吸収して滝本館を出ました。ホテルに戻り、フロントで札幌までの500円バスの予約をお願いしたら、7時にならないと予約の確認ができないとの事。部屋に戻って休憩してると内線がなってバスの予約ができたと連絡がきました。ホテルの大浴場に入ってギリギリまで温泉を満喫してました。午前9時20分にチェックアウト。歩いてすぐの源泉公園や、道横の石段を上がった上にある神社まで散歩してました。その内にバスが来たんで急いで乗車。10時にバスが出発するときにはほぼ満席でした。車窓を楽しつもりで窓側の席を確保したんですが、ず~っと寝ててまったく何も見てませんでした。

2時間後の午後12時に札幌駅横のバスターミナルに到着。すぐに大通り公園に移動し時計台の前の道から雪祭り会場に入って昨日と同様に北の幸を食べ歩きました。ビーフシチュー、旭川ラーメン、ウニご飯、ホタテ・つぶ貝・カニ・ウニの浜焼、ラーメン横丁各店コラボの味噌ラーメンを食べ倒しました。

そしてこれも昨日と同様にネットカフェで携帯電話の充電をしながら休憩です。ススキノの氷像を一巡りして、再び大通公園に戻りました。今回の雪祭りで導入された午後5時から随時放映されるマッピングプロジェクションを見たかったんですが、その会場には午後5時から30分毎に地元の歌手のライブが組まれていました。これは見れないなぁと諦めながらも、5時前に会場に行くとものすごい人があふれてました。そして5時丁度にマッピングプロジェクションが始まりました。この時点では人混みの後方から見るだけでした。もしかしたらライブイベントの合間に放映される可能性があるなぁと思い、今の放映が終わると同時に帰る人の流れをかき分け、ステージの前方に場所を確保しました。その後はプログラム通りに北海道ローカルのアーティストのライブが始まりました。知らない歌でもライブはなかなかいいものです。そしてそれが終わると、マッピングプロジェクションが始まりました。これはかなり面白い。これからどんどん流行ると思います。これを見るだけでも雪祭
りに来た価値ありです。4分程のショーですがすごく楽しめました。

帰りの飛行機が夜8時のため、JR札幌駅を夜6時半頃には出発する必要があるため、大通公園から地下街を急いで駅をめざしました。そして順調に空港に着いてピーチ航空にチェックイン。出てきた航空券をみるとフライトの時間が午後8時なのに、午後8時半に変更されていた、昨年もピーチは一時間程遅れよったんで、またかぁって感じです。

飛行機が遅れたんで空港でうろうろできました。日本でトップクラスの買い物が楽しい空港です。色々歩き回ってるうちにフライトの時間となり関西空港に向け1時間遅れで離陸しました。当然関空にも1時間遅れで到着。風吹きすさぶ関空第2ターミナルの外にでて車で帰りましたが、電車バスの人は帰れない人もいるんやろなぁ。もちろん航空会社からは何の保証もないようです。

2013 札幌雪祭り 1日目 [旅行]

早朝7時発の札幌行きピーチに乗るため、5時過ぎに家を出て6時前に関空につきました。第2ターミナルが使われるようになって、初めて来ました。今のところピーチ専用のターミナルのようです。ターミナル前に駐車場があるんで車は便利ですが、電車やバスなら第1ターミナルからシャトルバスに乗り継がなあかんようで面倒くさそうです。
チェックインも保安検査も搭乗口も全て1階でそのまま外にでて、飛行機の横まで歩いて階段上って搭乗です。午前8時に離陸。外の景色を見たいため有料の座席指定をしたにもかかわらず、昨夜は1時間しか寝てなかったため、離陸前に寝て着陸後に目が覚めました。せっかく窓際の席にしたのに残念でしたが、そのおかげで、機内の記憶がほとんどなく、狭いシートも気にならずでした。

新千歳空港からJRの快速に乗って40分程で札幌駅に到着。バスターミナルに行って、登別温泉へ行くバスの時間をチェック。札幌19時ちょうど発の室蘭行きで登別の国道沿いで降り、歩いて5分程のJR登別駅から別のバスで登別温泉に22時頃到着予定です。
外は吹雪のようですごい雪でした。なのでしばらく札幌駅ビルの中を歩いて回りました。タワーの上階が展望台のようでチケット売り場まで行きましたが料金700円がムダに高い気がして止めました。ラーメン共和国というフロアーがあり、以前にススキノのラーメン横丁で食べて美味しかった白樺山荘がありました。まだ開店前なので、他のフロアーをウロウロしてました。雪が止んだので外へ出て大通公園に向かって歩きました。途中で北海道庁旧本庁舎の前を通って札幌雪祭り大通公園会場に午後12時に到着。お昼なので早速北の幸を食べて回りました。大通公園六丁目会場の食の広場に入って一回りしました。今まであまり気にしてなかったんですが、出店する店は毎年違うようで、去年あった弟子屈ラーメンがなくなってました。松尾のジンギスカンは去年と同じメニューで今年も出ていたので、最初に皿盛り500円を頂きました。次に何を食べようかとウロウロしていると近くで回転の速い行列ができていたんで見に行くと、エバラ食品の企業ブースですき焼きの試食をやってた
んで、ちょっと並んで頂きました。肉が豚なんでびっくりしました。すき焼きは牛やろう。その後は人の流れに沿って長い大通会場を回りました。雪祭りが始まったばかりなんで、まだオープニングセレモニーのような催しもやっていて札幌副市長の挨拶や学生のダンスパフォーマンスなんかもやってました。そんな合間にも美味しそうなものを物色し、ホタテのバター焼き、蒸し牡蠣、蒸しホタテなんかを食べてました。雪像の中に伊勢神宮を題材にしたものがありました。比較的伊勢に近い関西人からすると、北海道にまできて伊勢をアピールされてもなぁ~って思いますが、北海道の人達からすると、行ってみたい場所なんでしょうか。

午後1時半頃にススキノのラーメン横丁にある白樺山荘に向かいました。ススキノの雪祭り会場は氷像が並んでましたが、まだ作製中のものもありました。ラーメン横丁に行くと横丁入口にある白樺。山荘には8人の列がありました。仕方がないのでしばらく氷像を見て回りました。宝酒造や寿司屋などの毎年出展している見慣れた作品も沢山ありました。そのうち、ラーメン屋の行列も少なくなり、それでも10分程並んで午後2時半頃にようやく席につけました。L型カウンターで7、8人程しか入れない小さな店ですが、ここのミソラーメンがお気に入りです。無料のゆでたまごを食べながらラーメンを待ち、ラーメンがきたらゆでたまごをラーメンに入れ、という感じで、お腹一杯になりました。休憩がてらにコーヒーでも飲もうと思いましたがどの店も人であふれてたんで、ネットカフェに入りました。コーヒーはベンダーの紙コップになりましたが、静かでゆっくりできるんで、これはアリです。1時間ほど休憩して再び氷点下の街に出ました。今日は最高気温がマイナス1度の真冬日
なんで常に氷点下です。

地下街を歩いて再び大通公園会場に戻りました。午後4時を過ぎると日も暮れ、雪像のライトアップが始まります。ザンギ(鳥の唐揚げ)を食べながら、昼間とはまた違う雪像を見て回りました。札幌駅に戻り地下街で美味しそうなパンを買ってからバスターミナルへ行きました。予定していた午後7時でなく、それより1時間早い室蘭行きの道南バス「高速白鳥号」に乗車しました。定刻に出発したバスは10人足らずの乗客を乗せ、札幌市内を回ってから札幌南ICから道央自動車道に入りました。時折雪が舞う真っ暗な道を走り抜けていましたが、車内があったかい事もありほとんど寝てました。

午後8時45分頃に国道36号線沿いの何にもないバス停で下車。氷でカチカチの道を慎重に歩いてJR登別駅に向かいました。

駅の待合所で休憩しようと思ってたら、登別温泉に行くバスが停まっていて、僕が乗車すると同時に発車しました。そして登別温泉バスターミナルに着いて、そこからのぼり坂を歩いて、ホテルに到着しました。

部屋で休んでからバスターミナルの近くのコンビニまで夜食の買い出しに出ました。かなり寒いですが、中国人も含め観光客が結構いました。しばらく散歩してましたが、体が震えるほど寒くなってきたので、ホテルに戻って、ホテルの1階にある大浴場で体を温めました。色のついた硫黄泉はほんまに気持ちいいです。かなり長湯をしてから、早めに寝ました。

冬の阿蘇 2日目 [旅行]

7時半からの朝食で1日がスタートです。ビュッフェ形式ですが大した品数はありませんでした。でも席の前にある囲炉裏にかけられ網と小さい鉄板で、自分で魚、卵、ノリ、パンなどを焼いたりと面白い趣向でした。

チェックアウト前の締めの朝風呂はやはり雀の湯。相変わらず誰もいませんでした。何回入っても、また入りたくなるいい温泉です。
部屋に戻って、今日はどこに行こうかとダラダラしながら考えてましたが、チェックアウトの10時近くになったので、仕方無く荷物をまとめて支払を済ませて旅館を後にしました。とりあえず山を下って、国道を東に向かって高森湧水トンネルに行きました。実際に行ってみるとつまらない施設でしたが、期待してなかったんでガッカリすることはなかったです。ただ、トンネルの一番奥にあるウォーターパールは面白かったです。流れ落ちる水滴が、フラッシュライトの影響で真珠のような球状の水滴が止まって見えたり、上にあがったり見えるのは結構不思議です。ただ、それを見るために入場料300円払って、500mのトンネルを往復するのちょと割りが合わないです。

次に月廻り公園へ。阿蘇五岳で東端の形に特徴のある根子岳が正面に見えるだだっ広い公園で、熊本県民が選ぶ良い景色のランキング1位のスポットらしいです。そこもさらぁ~っと見て次にどこにいこうかと地図を見てると、このあたりは比較的宮崎と大分の県境に近く、宮崎なら高千穂、大分なら豊後竹田のどちらに行くかを検討。冬の高千穂を見るよりも、竹田の近くの長湯温泉が魅力的に感じ、国道325号で宮崎県を掠めて県道8号で豊後竹田を目指しました。ところがこの県道8号が結構狭い道で、途中に通行止め区間もあり熊本と大分の山の中で迷いそうになりました。まぁなんとか無事に国道57号に出て竹田市の中心部を抜けて、長湯温泉に向かいました。瀧廉太郎の荒城の月で有名な岡城跡かあるようで、道路に幾つかの案内が出てました。それらを無視してひたすら長湯温泉を目指し車を走らせ、ようやく長湯温泉の道の駅に到着。そこに車を停めてタオル一枚持って温泉街に向かい、まずは御前湯に来ました。中には入らず入口前の飲泉所でコップ一杯だけ飲んで御前湯を離れ、少し歩いて川を渡ってさらに進むと、河原にぽつんと浴槽が現れました。ガニ湯です。
あまりにもぽつんとあるだけで、周りから丸見えだけあって流石に入る勇気はありませんでした。

さらに進んで目的地のラムネ温泉館に来ました。ひなびた感はなく、美術館を併設したお洒落感のある施設です。が入口の券売機でチケットを買って受付へ。説明を受けて中庭を抜けてお風呂の建物に入りました。平日の昼間ですが、5人ほど客がいるようです。脱衣場から浴場に入る入口がなぜか高さ1mほどの小さい扉でした。中には3つの浴槽があり、ガニ湯と同じように緑がかった土色のお湯でした。ラムネじゃないけどこれだけでも十分いい温泉です。

メインのラムネ温泉は露天風呂でした。先に2人ほど入ってる浴槽に足を浸けてみると、温かくない。かなりぬるい湯でしたが、しばらく使っていると身体中に気泡が大量についてきました。すごい炭酸です、まさにラムネ。しばらくすると一人になり、湯口のすぐ横に移ってさらに炭酸泉を楽しみました。これは凄い温泉です。でも湯温がぬるいため、だんだん寒くなってきて内湯に戻り、また炭酸泉に入りと何度か繰り返しました。

ラムネ温泉を満喫して阿蘇方面に戻りました。予定では阿蘇の火口付近にも行こうかと思ってましたが、竹田に向かうときの山道に思ったより時間をとられたため、それは諦めました。阿蘇を左手に交通量の多い国道52号を西に走り、途中、道の駅「あそ」で休憩。JR阿蘇駅も隣接してました。ここから見る阿蘇も中々です。お土産屋で、いきなり団子やお弁当が安くなっていたんで思わず購入。また、テーブルと座布団が並んだ休憩スペースがあって、そこで遅めのランチです。

かなり日がくれかけた午後5時頃に阿蘇から熊本空港に出発。そして予定通り6時に空港近くのレンタカー屋に車を返却。総走行距離は280キロでした。
熊本空港のさくらラウンジには利用客は誰もおらず、静かに過ごせました。定刻のフライトで帰阪しました。宿泊1万円、レンタカーとガソリンで1.3万円、それ以外が3千円程だったので、トータル26000円の熊本旅行でした。

冬の阿蘇 1日目 [旅行]

特典航空券を使って熊本旅行です。先週からこの日の朝一の大阪-熊本便の特典航空券座席枠はずっと満席やったんですが、ギリギリになって空きが出て予約できました。

宿泊先は色々考えたんですが、前に泊まった南阿蘇にある地獄温泉清風荘にしました。宿に電話すると今日は雪で車ならチェーンがいるけど、その日なら気温があがりそうなんでチェーン無しでも多分大丈夫ですよと言われたんで、ちょっと安心しました。

再び阿蘇方面に向かって出発し、お茶を買うために寄ったローソンで熊本のタウン誌があったのでそれも購入。そのタウン誌は熊本県内の温泉特集があり、旅館や日帰り温泉の割引クーポンが100枚以上ついていて、使いようによっては、380円の価格でも、元が十分取れる物でした。

そのタウン誌や空港で手に入れた観光用のパンフレット、手持ちのガイドブックを見ながら、これからどこを回るかのプランニングをし、まず朝風呂に内牧温泉に向かいました。ナビをセットして、車を走らせましたが、なぜか案内する道が狭い。国道があるのに県道を走らせてくれます。
内牧温泉に入り、タウン誌に紹介されていた良さげな旅館に入りました。フロントには誰もおらず、声をかけたら暫くして従業員が来て受付をしてくれました。クーポン利用で100円だけ払って浴場に向かいました。シンプルな内湯と露天の2つの風呂で、茶色がかったいいお湯でした。
阿蘇市役所内牧支所に停めた車に戻り、山道を上がって大観峰へ。山を上がると結構雪が残ってました。気温が上がったこともあり、道には雪がないのは助かりました。

大観峰には着いたのはちょうどお昼でした。駐車場から少し歩いた展望台から阿蘇五岳が一望できました。なかなか綺麗なんですが、逆光になるためイマイチでした。

大観峰から山を下り反時計回りに車を走らせ、南阿蘇の白川水源を目指しました。前にも来たところなので、見覚えのある道でした。ただ、前と同じ様に水源から遠い駐車場に停め、水源にたどり着けず、再び車で水源入口前の駐車場に来れました。同じ失敗をやってしまいました。

家から持ってきた空の1リットルのペットボトルを持って、白川水源の入口で協力金100円払って入場。正面には神社があり、右手にきれいな水が底の砂地から湧き出、流れてました。備え付けの柄杓と漏斗で湧水をペットボトルに入れて持って帰りました。

旅館に行くにはまだ時間があるんで、阿蘇五岳がきれいに見える『あそ望の郷くぎの』に行きました。道の駅の拡大版みたいなところで、駐車場の北側にある建物にはレストランやお土産屋があり、その建物を抜けると阿蘇五岳がきれいに見えました。お土産屋で夜食用に高いプリンや、半額になったおにぎりなんかを買ってから、旅館に向かいました。国道325号からカナダの国旗のあるログハウスを目印に、その前の道を上がりました。ごくたまに凍結している路面に気をつけながら、民家のある細い山道をどんどん上って行きます。天候が回復し気温が上がってたんでチェーン無しで旅館までたどり着けました。あそ望の郷くぬぎから20分程、午後5時前に到着しました。


部屋に案内された、長めの館内の説明を聞いてようやく落ち着きました。そして早速温泉へ。先ずは内風呂の元湯へ。先客一人は暫くして出たので貸切状態です。満足して、さらにちょっと離れた露天風呂へ移動。建物の隙間にある小道を抜けて、露天風呂のある建物に入りました。開放感のある誰もいない露天風呂でした。日が暮れようとしている最中での入浴もなかなか良いものです。2度目の宿泊にもかかわらず、先ほど入った内湯も露天風呂も印象に残っていません。前回は入らなかったのか、それともこの宿にある名物すずめの湯の前に僕の記憶がかすんでしまったのかも知れません。


6時半過ぎ食堂で夕食。名物の地獄鍋です。味噌ベースの牡丹鍋で、それ以外にも鴨肉、鹿肉の鉄板焼、刺身、豆ごはん、のっぺ汁と盛り沢山でした。食後にアイスクリームとコーヒーまであり、本当に腹一杯食べました。

部屋に帰ってもしばらくは動けませんでした。明日の予定を考えながら寝てしまい、目が覚めたら午後11時でした。12時に閉まるので急いで雀の湯に行きましたが、めちゃめちゃ寒い。浴衣の上に丹前羽織っただけなんで、歩いてても手が震える程でした。旅館の正面玄関の横から階段を降りると、硫黄の臭いと、ボコボコと湯が湧き上がる音が聞こえて来ました。誰もおらず、この素晴らしい自噴の温泉を独り占めです。

手の震えが止まるまで、脱衣場兼用の内湯に浸かり、温まってから急いで底から温泉が湧き上がる外の風呂に入りました。ベタですが「いやぁ~極楽、極楽」なんて言いたくなります。僕の中でトップクラスの温泉です。

温泉が湧き上がる音と温泉が流れる音だけしか聞こえず、それ以外は何も無さすぎて怖いくらいでした。

部屋に戻る前に2階にある家族風呂に寄りました。ほとんどの浴場は12時に閉まるんですが2つある家族風呂だけは24時間入れます。両方覗いてみましたが、雀の湯に入ってた後なんで、魅力はイマイチでした。でもせっかくなんで、洗い場が畳敷のお風呂に入りました。入るときは外の扉に引っ掛けてある重い札をひっくり返し「入浴中」とします。お湯は夕方に入った内風呂大浴場の元湯と同じでした。こちらはすぐに出て、部屋に戻って長い1日目は終了です。明日はどこに行こうかと考えてるうちに寝てました。

ニセコの秘湯 1日目 [旅行]

大阪空港近くの1日700円の駐車場に車を置いて、10分程歩いてターミナルに到着。直ぐに保安検査を抜けてさくらラウンジで朝食。出掛けに家の近所のスーパーで買ったサンドイッチとラウンジ内のコーヒーで朝食をとりながら休憩です。

明け方から降っていた雨はすっかり止んで、青空が広がってました。

ファイナルコールで搭乗しました。クラスJはかなり混み合ってましたが、一般席はガラガラでした。こんなに空いてるんなら、もっと安い運賃設定したらいいのになぁなんて考えながら乗ってました。ちなみに今回もマイレージでの特典航空券の利用です。貯めてきたマイルが来年度から月単位で失効していくので、保有の30万マイル消化推進中です。

この日から北日本は大荒れの模様で予定通り帰ってこれるか心配しながらの出発でした。千歳空港への着陸のため高度が下がり、厚い雲を抜けると、真っ白な町並みが広がりました。雪国に来たなぁって感じです。

ほぼ定刻に新千歳空港に到着です。ここから一気にニセコ方面に向かいます。JRの駅で蘭越駅までの往復乗車券を6000円程で購入。ホームに到着したばかりの快速に乗車して席を確保しました。ここ何回かは雪まつりの時に来てたので車内は満員のイメージしかないんですが、今回はそれほど混雑もしてませんでした。小樽まで行くと思ってたエアポート快速は札幌止まりでした。15分後の小樽行きの電車に乗らないと小樽から先の電車に間に合わないので、この時間内が昼食タイムです。駅構内に蕎麦屋があったんで入りました。時間の都合で立食いが良かったですが、このお店は普通の店でした。またちょうどサービス期間で800円の甘エビのかき揚げ入りのソバが500円でおすすめですよと店員さんに言われて、そのままそれを注文しました。ところが、かき揚げはオーダーが入ってから揚げるようで、通常ならありがたいサービスなんですが、15分しかない乗換の時間だったんで、かなり焦りました。急いで食べてホームへの階段を駈け上がってギリギリ間に合いました。これを逃したら小樽で乗り換える電車に間に合わず、蘭越に着くのが3時間ほど遅れてしまいます。混雑した電車で40分程で小樽に到着し、向かいのホームで待っていた長万部行きの電車に乗換えました。ここから蘭越駅まで約2時間乗りっぱなしです。2両編成のローカル電車でさらにい僕には電車のに間に合うか心配
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紅葉の東北 秋田・岩手 2日目 [旅行]

朝から散歩で玉川温泉自然研究路を歩きました。昨日歩いた後生掛温泉より規模は大きそうで、焼山へ上る登山口にもなっているようです。昨日の夕方に歩いた時は結構暗くてよく見えなかったんですが今朝は辺りがよく見えます。、まずは温泉の流れる青い川沿いに歩いて、途中にぼこぼこと激しい音を立てて温泉が湧き出るというか噴出している「大噴(おおふき)」がありました。ひとつの湧出口で日本最大の湯量だそうです。そこから蒸気が吹き上がっていますし、ここから先もいたるところに蒸気の噴出し口がありました。ラジウムを含む北投石の看板がありました。かなり貴重な鉱石のようですが、見えるところには無いようです。盗掘禁止とあったのでか
なり高価なもののようです。この先に岩盤浴用のテントが張られていました。朝6時ですがすでに数人がゴザやら毛布を被って利用していました。結局ゴザも毛布もない僕は、わざわざ買うのももったいないので岩盤浴は利用しませんでした。さらに奥に行くとものすごい蒸気を噴出している噴出口がいくつもありました。噴出口は黄色くなっており硫黄の成分が固まっているそうです。有毒ガスですが思いっきり吸うわけではないので、そのガスの蒸気の中を遊歩道沿いにさらに歩いていくと、高台になり、振り返ると歩いてきた研究路が見渡せました。群馬白根山の殺生河原や長崎雲仙地獄、北海道川湯温泉近くの硫黄山と、それらと良く似た雰囲気です。また周囲の山の紅葉がきれいでした。、その奥は焼山登山道となるため、そこから折り返して旅館まで戻りました。

部屋に戻ってから休憩し、朝食は7時~8時半だったので、早朝に強い年寄りが多いから、朝一番はやめて7時30分に朝食会場に行きましたが、わんさか人がいて座る場所もなさそうでした。一旦部屋に戻り温泉へ。最後の玉川温泉です。源泉50%のぬる湯から源泉100%の湯をメインにいろいろ浴槽をめぐりました。あいかわらず飲泉はかなり水で薄めても目が覚める酸っぱさと不味さです。お風呂を出て、そのまま朝食会場へいきました。8時を回ってようやく席が空きだした感じですが、まだたくさん人がいました。どうやらツアーの団体のようで、チェックアウトまでの時間調整をしているようで、この後、一気に人が引いていきました。朝食もバイキングです。豪華さや豊富な品揃え
と言うのはありませんが、それなりにおいしく頂きました。午前9時半頃にチェックアウトです。1泊2食で部屋は4畳半、テレビ、エアコン、バス、トイレ無しのシンプルな部屋で13000円は高いと思いますが、この名物温泉があるなら、これくらいは仕方がないんでしょう。次に来る機会があれば岩盤浴の準備をしてこようと思います。チェックアウトのときに新玉川温泉の無料入浴券をもらいました。玉川温泉も新玉川温泉も同じ泉質のようなんでどうしても行きたいというものでもありませんが特に予定を決めていない旅行なので、選択肢の一つとしてもらっときました。玉川温泉の駐車場から車を出して、九十九折れの坂道を上がっていくと、なんともきれいな山の紅葉が見えました。途中に、岩盤浴利用者のための有料駐車場があったので、そこの係りの人に、「ここの旅館の宿泊者です。写真を撮り
たいんで車を少しの間(タダで)止めさせて下さい」とお願いしたら快く承諾してもらい、きれいに色づいた山の写真が撮れました。でも紅葉を楽しむのはまさにこれからでした。国道341号線に入り秋田方向に西へ車を走らせました。天気も回復し青空も見えて順調に走ってると、目の前に広がる紅葉がおそろしくきれいで、路肩に車を止めて紅葉を見てました。それも、1ヶ所ではなく、車を止めるスペースがあるたびに車を降りて紅葉を見てました。気が付けば新玉川温泉を行き過ぎていたので着た道を戻りました。走ってきた道ですが、進行方向が違うとこれもまたきれいな紅葉が見れました。国道を右折して橋を渡ると左手に玉川ビジターセンターがあり、そこの駐車場に車を入れました。先ほどわたった橋から見る紅葉も格別です。直ぐ向かいの新玉川温泉に行きました。新玉川温泉旅館は玉川温泉と比べるて、かなり立派な建物でした。湯治宿としての玉川温泉も趣はありますし、歩いて岩盤浴の場所に行けるのも魅力ですが、温泉自体は同じ泉質なんで、普通に旅行するなら新玉川温泉でいいかなぁとも思います。フロントが忙しそうだったのでそのまま館内を進み、大浴場に来ました。係りの人もおらず、せっかくもらった無料の入浴券売を渡すこともなく入浴です。こちらも立派な木造で、幾つかある浴槽も源泉100%、源泉50%、あつ湯、ぬる湯、寝湯、打たせ湯、箱蒸し、蒸気、飲泉と玉川温泉とほぼ同じでした。ただこちらには歩行湯と別料金となる人工岩盤浴がありました。

強酸性のお湯を満喫して、玉川温泉峡を後にしました。

そして帰路につきますが、暫くはまだ山の中で、先程と同様に、見頃な紅葉が楽しめました。途中で何度も車を停めて写真を撮りました。今まで色々な紅葉を見てきましたが、視界一面にこれだけきれいな紅葉が見れたのは初めてです。

帰りの飛行機は18時40分なので、それまでどこに行こうかと昨夜から考えてましたが、特にこれと言うのもなく、取り合えず通り道にある定番の角館に向かいました。


桜で有名な秋田の小京都『角館』ですが、京都が近い関西人がなんでわざわざ小さい京都を見にいかなあかんねんなどと考えながら、角館の有名な武家屋敷の並ぶ北側入口の駐車場に車を停めて散策しました。

観光に寄ってはみたものの、屋敷を2つほど見たくらいでさらっと回ったくらいでした。ただ、この辺りも紅葉していて、大きな垂れ桜が色付いていたのはきれいでした。

午後5時頃に秋田空港到着し、車を返して、荷物を預けました。身軽になってから空港の土産物屋ゆ、送迎デッキなどを見て回り、そしてラウンジで休憩です。秋田空港にはJALさくらラウンジが無いんで、クレジットカードのラウンジで時間までいました。20分程前に保安検査に向かうとなんと長蛇の列。結局飛行機に乗れたのは出発時間ちょうどでした。

JALの伊丹便とANAの羽田便が5分差で出発するため、こんなことになってるようです。せめて15分位の時間差をつくって欲しいものです。

最後に心配していた伊丹空港近くのコインパーキングは3000円程の支払いで、空港前のパーキングより安かったんで良かったです。もっと安いパーキングもあるようなんで次回はそっちを利用します。




紅葉の東北 秋田・岩手 1日目 [旅行]

伊丹空港近くのタイムズに車を停めて、空港へ。そして、さくらラウンジで時間調整&朝食です。阪神高速が渋滞する前に空港に着きたいので、ラウンジでの朝食は恒例です。ただ、空港のパン屋は高すぎ。関空みたいにコンビニ入れてくれたらいいのに。

フライトの案内で本日の仙台便が全て欠航でした。この時点では何があったのかわかりませんでしたが、夜のニュースで、仙台空港でみつかった不発弾処理によるものだったようです。今回のフライトに仙台便も検討していたので乗らんで良かったです。

ギリギリに搭乗して離陸。淀川を左手に京都、琵琶湖を越えるコースで、その後は雲の上の飛行でした。ら1時間ちょっとで秋田に到着しました。着陸間際の綺麗な山の紅葉が目を惹きました。

マツダのレンタカー屋で手続きして出発。コンビニで買い物しながら、玉川温泉方面に走りました。

宿泊先以外は予定を決めてない旅行なんで、先ずはどこに行こうかと考えながら車を走らせました。先ほどの飛行機から見えた紅葉がきれいだったんで、紅葉ポイントを調べてみると、ルート上に抱返り渓谷というのがあり、ちょうど見頃のようでした。

国道から抱返り渓谷の旗や看板が見え、その後は案内に従い走らせると、駐車場に入り300円払って、渓谷に向かいました。出店の並ぶ広場を抜けると入口で、そのすぐ横に抱返神社があり、ちょっとした坂を上がってしばらく歩くと橋があり、それを渡るといよいよ渓谷本番です。川を見下ろす山沿いの遊歩道を歩きます。道は平坦で歩きやすく、団体客も含めてたくさんの観光客がいました。紅葉はきれいなんですが、曇り空なのが残念でした。

あまりゆっくりする気もないので、入口から1.5キロのところにある回顧の滝まで行って戻りました。

再び車を走らせ、田沢湖の東側を北上していくと、どんどん山道になって来ました。たまに遅い車にを顧みちかったです。

八幡平に向かうこの国道はさらに岩手県まで続きます。せっかくなので岩手県に入ることを目標に車を走らせました。すると景色のいい見返り峠とレストハウスに出ました。駐車場が有料でしたが、すぐ先に無料の駐車場があり、そこに車を停めて、来た道を戻るように坂を上ってレストハウスに来ました。展望台から岩手山が見えましたが全体的に雲が多くイマイチでした。何より寒かったです。

遊歩道があって、山頂まで行けるようですが、パスして車に戻りました。このレストハウス近辺だけ携帯が繋がりました。このレストハウスのある見返り峠が県境でした。


玉川温泉に向かって来た道を戻りました。ちなみに今走っている道はアスピーテラインという道で景色のいい道です。途中に幾つか温泉があったんで、その中の1つ、後生掛温泉に寄りました。旅館の前の駐車場に車を停めて、まずは旅館の横から延びている自然研究路という遊歩道を歩きました。

泥の池や蒸気の噴出があったりと、雲仙の地獄巡りとよく似た感じで、まぁまあ見所がありました。30分足らずで一周してから、旅館の横の坂道を下って立ち寄り入浴の受付へ。400円払って大浴場に向かいました。白く濁ったいいお湯でした。木板でできた箱蒸風呂というものがありました。これは初めてのチャレンジでした。1メートル程度の木の箱の正面に観音開きの戸があって、中に座って首だけを出して、体はサウナのように温泉の蒸気に包まれるというものでした。これは結構楽しかったです。横にいた小さなおっさんは頭まで中に入ってたんで、これには驚かされました。

小さいながらも泥湯があり、浴槽の底に少し泥がありました。後生掛はいい温泉でした。売店でパンと温泉卵、それにりんごを買って、後生掛温泉を後にしました。後生掛温泉から本日の宿泊地である玉川温泉にに行くために通る
アスピーテラインが午後5時に閉鎖されるので、急いで山を下りました。アスピーテラインから国道341号線に出て玉川温泉の看板を左折して山道を下って、古い木造の建物に囲まれた駐車場に着きました。係りの人が来て、宿泊ですか、旅館ですか、湯治ですか、何泊ですか、チェックアウトは何時ごろですかといろいろ聞かれ、直ぐ目の前の駐車スペースに案内してくれました。駐車場はあまり広く無いようで、帰りの早い人を優先して停めさせてくれるよう
で、長期滞在の人は遠い駐車場に回されるようです。車を下りると四方を建物に囲まれているため、どこい行けばいいのかわかりませんでしたが、係りの人の案内のおかげで無事に旅館のフロントにこれました。フロントでは玉川温泉を利用するに当たっての注意事項を説明されました。玉川温泉の強酸性のお湯はかなり危険なようです。名物の岩盤浴については、本日はもう暗いので、初めてならなおさら利用しないように言われました。確かに外は暗くなっており、いろいろと準備が必要な岩盤浴はあきらめたほうがよさそうでした。ただ利用するに当たっては、ゴザをひ
いてスウェットなどのラフな格好で、毛布を持っていってくださいということなので結構めんどくさそうです。もちろん、ゴザなんか持ってませんし。部屋に案内されましたが、建物は増築が繰り返されためか、かなり複雑で気をつけないと迷子になりそうです。部屋はシンプルで4畳半で風呂・トイレ無しでテレビ、冷蔵庫、エアコンもありませんでした。あまりにもの強酸性の温泉がわいているため、空気まで酸を帯びていて、電化製品は腐食するのだそうです。
とりあえず荷物を下ろして早速、玉川温泉名物の岩盤浴の様子を見に行きました。

夕方5時前です日が落ちているため辺りは薄暗くなってました。岩盤浴は旅館の敷地のすぐ横にある玉川温泉自然研究路を歩いていきます。昼に後生掛温泉自然研究路を歩きましたが、玉川温泉のそれはもっと見応えがありました。まずは温泉が青い色の温泉が流れる川と湯の花を取る設備があって、その先に温泉がドバドバ吹き出す大噴がありました。ここから玉川温泉が始まってるようです。さらに遊歩道を歩くと小屋が三つありました。小屋といっ柱でテント地の屋根を柱だけで支えている雨を避けるだけの施設のようです。そこに数人の人が毛布に包まって寝てました。このころにはもう真っ暗で、外灯がないためこれ以上は歩けなくなり、ここから先はあきらめて戻りました。

旅館に戻り、旅館に併設された売店に寄ってみました。割高のペットボトルやお菓子、お土産、自炊用の食材なんかをたくさん売ってました。せっかくなんで、いぶりがっこを買いました。お土産用に個包装されたタクアンの薄切りで、おやつ代わりです。

夕食が始まった時間なんですがお年寄りがわんさかいそうなんで、先にお風呂ということで、階段を上ったり下りたり長い廊下を歩いて大浴場に向かいました。木造の大浴場にたくさんの浴槽がありました。まずはぬる湯、つぎに源泉50%、そして源泉100%の浴槽へ。ネットの書き込みなどによると、あまりにもの強酸性のため、ピリピリしすぎて入れないなんていうものが多かったんで、実際どんなもんかと期待と不安で浸かりました。まぁ確かにピリピリっとした感じは少しありましたが、特に問題はなく、ゆっくり浸かれました。お風呂の注意書きには長時間浸かるなとありましたが、出たり入ったりしながら結構長々と浸かってました。寝湯、打たせ湯、箱蒸し風呂などを試している中で、一番の衝撃が飲泉でした。もともと薄められた源泉を、さらに5,6倍に薄めて飲んでくれという注意書きを読んで、それにしたがって飲んだんですが、めちゃめちゃ不味い!というか酸っぱい。なんじゃこれと思いながら、せっかくなんで不味いながらしっかり飲んどきました。食事時間と重なっているためか、大浴場は結構すいていて、1時間ほどいました。

腹一杯晩ごはん

11時すぎお風呂へ

吉野 金峯山寺蔵王堂 [近郊観光]

2週間ほど前に電車の吊り広告で近鉄電車の吉野エリアのキャンペーン告知が目に付きました。その後近鉄電車に乗る機会があり、駅のポスターにもそのキャンペーン告知がありました。何がそんなに気になったかと言うとその広告に使われている仏像の写真でした。迫力のある写真だったので、実際に見てみたくなり、ようやく本日行ってきました。昨日の夜に近鉄の駅でキャンペーンの割引切符を購入し2300円くらいでした。

朝5時半過ぎに家を出て藤井寺駅へ。天気予報は本降りの雨でしたが駅に付く頃には小降りで空も明るかったので、傘を持たずに駅に向かいました。まずは吉野と反対方向になりますが準急で阿倍野橋にでて、そこから急行吉野行きに乗りました。阿部野橋行きの準急は満席でしたが、吉野行き急行はガラガラでした。30分ほど待って阿倍野橋を出て吉野に向かいました。車内ではほとんど寝てました。目が覚めたのは橿原神宮をとうに過ぎ、後15分ほどで終点の吉野口駅に着くくらいでした。ガラガラだった車内もいつの間にやらにぎやかになっており、ほとんどが学生でした。駅でドアが開くたびに雨粒と冷たい外気が入ってくるのがわかりました。午前8時過ぎに吉野口駅到着。外は大雨です。傘も無いままどうしようかと思っているとなんとビニール傘が何本も置いてあったので、ちょっとそれを借りました。その傘のおかげで駅から出て外を歩くことができました。逆に言うと傘が無ければ、あの雨の中、立ち往生するしかない状況でした。

ちょっと歩くとロープウェー乗り場があり、そこから始発のロープウェーに乗り換え吉野山に到着。雨の中、バスも使ったりして3~4時間ほどかけて、吉野山にある神社などを巡ろうかなぁと考えてましたが、思った以上に雨が強く、10分ほど歩くともうイヤになったので、メインの金峯山寺(きんぷせんじ)だけ行くことにしました。お寺は山門から立派なもので、階段を上がると直ぐに蔵王堂(本殿)があり、特別拝観料1000円( 高い!! )のかわりに、切符とセットになった引換券を渡して中に入りました。

蔵王堂の中は客はゼロ、お寺の関係者が順路沿いに6~8人ほど。そのなかで、メインの金剛蔵王大権現像を見ました。蔵王堂内部は撮影禁止でしたが、そーっと1枚撮りました。罪滅ぼしに賽銭100円払っときました。今まで色んなお寺で仏像とかを見てきましたが、こんなに派手で、いかつい仏像は初めて見ました。しかも思ったより大きく、近くで見れたのでなかなか迫力はありました。他にも展示されているいくつかの国宝やら重要文化財の絵や像を見ながら本殿内を一回りして帰りました。

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